作品の更なるクォリティアップを目指してこの度、我が家のミキシングルームの調音工事を始めました。
まずは機材を別の部屋に移して空っぽにする所から。そこそこの期間が過ぎたこともあり、
物の量がなかなかに増えてしまって大変でした。3日かかって部屋を空っぽに(笑)。
部屋を空っぽにしてから初めて気づいた。「あぁ、この部屋、こんなに響くんだ!」今度は物の量を減らすので、デッドにできるんだろうか・・・ちょっと心配。
空っぽにしたところで、一旦スピーカースタンドを組み立てて、モニタースピーカーを取り付けた上で、音場測定。
空っぽの部屋を測定すると、当然ながら物があった頃とはずいぶん違った結果が
出た。
40, 55, 100, 150, 300hz辺りのピーク
と、120〜130hz辺りのディップがある。
特に130hz辺りのディップは左右に大きな違いが出ている。スピーカーの配置に対して窓の位置がずれていることが影響を及ぼしているのかもしれない。調音工事でどこまで補えるだろうか。窓は元々埋める予定だけども、最後はGLM頼みになるかも。低音から中低音にかけては結構乱れがあるのに反して、高音域は比較的フラットなのでちょっと安心した。
低音部分はに隅にベーストラップを設置して、中低音から上は壁面の吸音・拡散材で対処することになりそう。
スピーカー右
スピーカー左
※10hz辺りは、測定開始までに部屋を出るのにドアを開け閉めした音が少し入ったと思われる。
次回は、調音に使う吸音材について書く予定です。お楽しみに。
Comments